ニホンコドクトカゲの日記

30代前半の爬虫類。派遣会社に勤務しています。 将来とか仕事とかを考える備忘録代わりに。

老後について考えてみる。

最近になって老後について考えるようになった。
仕事を始めてすぐは元気がなくてがむしゃらに働いていたけど、コロナ禍から良いことが続いていて、先のことを考える余裕が出てきた。

仕事をずっと続けられるかという問題はあるけど、それは一旦置いておいて、長生きして定年まで生きられたらどうなっているのか想像してみる。
今の会社の昇給は微々たるもので、定年になる頃には月給25万円になっているかどうかという感じで、退職金はなくはないけどそれも少ない。300万円にいかないくらい。

年金がどのくらいもらえるのかわからないけど、世の中の空気的に期待はしない方が良さそうに思う。
歳を取れば身体に自由はきかなくなってくるし、仕事を続けることも、大きな病気になってお金の回りが悪くなることもあるだろう。

そんな生活になりたくないから何とかして給料を上げたい。
それが今の気持ちだ。

前の自分は仕事をフルタイムですることができなかった。
今、普通に働けている自分に驚いている。
できなかったことができるようになっていて、前まで憂鬱に感じていた人生が楽しくなってきている。

そこでまた新しい壁が出てきた。
普通の人だとしたら、今までの人生を振り返ってキャリア形成に失敗したと嘆くのかもしれない。
僕はそう思っていない。
それは前向きに考えているわけじゃなくて、過去に戻ったとしてもやり直すことができる状況ではないと知っている。
あの時の自分はどうしたってまともに働けない。
どのみち、過去に戻ることはまだできないんだけど。

生きている限り、何度だってやり直せるけど、取り返しの付かないこともある。
その時々を楽しく生きることが人生と思っていたけど、少し先の未来を考えないともっと状況は悪くなる。
そこまで考えることができるようになるくらい成長したけど、不安はまだ残っている。
正直言えば、「これが最善の道です」、と誰かに示して貰ってその道を歩くような人生を送りたい。
冷静に今のコロナ禍の状況を考えれば、そんな道があるわけがない。
これから先何があるのかわからない。
そのためにも後悔のないように生きていくべきなのだろう。
もっと良くなる、よくできると、過度に前向きになると悪いことが起こった時の心のダメージが大きくなるから、半信半疑の気持ちで頑張っていこうと思う。